今回は、ロサンゼルスを中心とした南カリフォルニアの1年を通した天候の流れと出掛ける際に持って行っておきたい服装を現地で実際にアメリカ人が着ている服を参考にまとめてみました。
1年を通して温暖で穏やかな気候のロサンゼルスエリアは、砂漠地帯にある上広いビーチのある海の横にあるため日本のどこにもないような気候。そのため、日本では想像がつかない意外な注意点や持っていきたい必需品があります。
また、過去のデータを元に現地の方の服装をご紹介しているので、旅行計画を立てている方は是非参考にしてみて下さい。
目次-Contents-
■1年を通したロサンゼルスの天候
-気温

1年を通して暖かい気候のロサンゼルスは、日本と比べると穏やかでカラッとした乾燥気候です。日本と比べると1日のかなで日中と夜間の温度差が激しく昼間は日差しが強く暑く、夜が肌寒いことが多いです。
-日差し(紫外線の強さ)

日差し(紫外線)の強さはUV Indexの1~13+の数値で表され、UVインデックスで紫外線の強さが3以上の場合は日焼け止めを塗ることが勧められます。日本と比べるとロサンゼルスは1年中UVインデックス値が高く、日焼けに注意が必要です。
⇒ロサンゼルスの気候で注意したい点はこちら(記事下部へジャンプ)
-降水量

アメリカでは12月~3月頃の冬の季節に雨季となりますが日本の梅雨を想像させる程、雨の日が続くこともありません。夏はほぼ全く雨が降ることがなく砂漠地帯らしい降雨量です。
⇒雨が降る冬季に注意しておきたい点はこちら(記事下部へジャンプ)
■1月のLA周辺の天候と服装
1月のLAの最低気温は日本の最高気温と重なるような天候です。1ヵ月を通して10度以上となることが多いですが、気温が一桁の寒い日や冬は雨季のため雨が降る日もあるので侮れません。
最高気温は東京と違い、かなり暖かく1月中でも30度に達したこともあるので1月でも暑さ対策が必要です。(対策=薄着持参)
■2月のLA周辺の天候と服装
1月に引き続きLAの最低気温は日本の最高気温と重なるような天候です。1ヵ月を通して10度以上となることが多いですがたまに気温が一桁の寒い日や冬は雨季のため雨が降る日もあるので注意。
最高気温は東京と違い、かなり暖かく2月中でも30度に達することもあり、寒暖の差が激しいため薄着にジャケットを用意するなどの準備が必要です。
■3月のLA周辺の天候と服装
どんなに寒くても最低気温が5度前後までなので、日本の冬の様に凍えるほどの寒さになることはありません。(雪が降ることもありません)
日本の3月に比べると比較的暖かい気温。3月になると30度を超える日も何度かあるので日焼けと暑さ対策には注意してください。
■4月のLA周辺の天候と服装
LAの最低気温は10度~15度と安定して涼しく、日本の様に気温差の激しさもないのですごく寒くなることはありません。
日本の4月に比べると全体的に比較的暖かい気温。(平均5度くらい暖かい感じ) 最高気温はほぼ20度を超えてくるため、日焼けと暑さ対策には注意してください。
■5月のLA周辺の天候と服装
LAの最低気温は10度~17度と涼しく、日本の天候と似ています。
最高気温はほぼ20度を超え、日本の5月に比べても目立った温度差はありません。乾燥しているので体感温度は日本よりも快適です。
■6月のLA周辺の天候と服装
6月のLAの最低気温は10度~17度と涼しく、日本の天候と似ています。
最高気温は東京に比べるとやや高め?20度~30度の間、日本の6月に比べても目立った温度差はありません。
大きな違いといえば、この時期日本は梅雨の真っ只中ですね。それに比べるとLAは雨もなく湿度も低いので日本人にお馴染みにジメジメした暑さはありません。
■7月のLA周辺の天候と服装
LAの最低気温は15度~20度と、日本に比べると少し涼しめの天候です。
最高気温は東京と同じように25度~35度の間、日本の7月に比べても目立った温度差はありません。 ただ、日本と比べるとLAは雨もなく湿度も低いので日本人にお馴染みにジメジメした暑さはありません。
■8月のLA周辺の天候と服装
7月同様LAの最低気温は日本に比べると少し低めで涼しめの天候です。
最高気温は東京と同じように暑く、日本の8月に比べても目立った温度差はありません。
ただ、日本と比べるとLAは雨もなく湿度も低いので日本人にお馴染みにジメジメした暑さもなく快適に過ごせます。 (暑い日は快適とは言えない日差しの強さもあるので注意。)
■9月のLA周辺の天候と服装
LAの最低気温は日本と同じように15度~25度の間を行き来しています。
最高気温はその年によって異なり40度近くなることも。東京と比べると比較的暑い日が多く、旅行に出掛ける際は天気予報をチェックしておいた方がよいかも。
ただ、日本と比べるとLAは雨もなく湿度も低いので日本人にお馴染みにジメジメした暑さもなく快適に過ごせます。 (暑い日は快適とは言えない日差しの強さもあるので注意。)
■10月のLA周辺の天候と服装
LAの最低気温は日本に比べると少し低めで涼しめの天候です。
最高気温は10月上旬は東京と同じように暑く、10月下旬になると東京は気温が下がっていきますがLAは日本ほど夏からの気温に変化はありません。
変化がないと言っても、40度だからと言って汗だくになるような暑さではなく日本と比べるとLAは雨もなく湿度も低いので日本人にお馴染みにジメジメした暑さはありません。 (暑い日は快適とは言えない日差しの強さもあるので注意。)
■11月のLA周辺の天候と服装
東京は高くても最高気温20度程度、最低気温は5度~10度と冬の気温になりますが、LAの最低気温は日本に比べると暖かく感じるかと思います。低くても10度程度と日本の最高気温がLAの最低気温と重なるイメージ。
LAの最高気温は暑く、最高気温が30度越えは平年並みで、あまり冬を感じさせない気候です。日本と比べると凍えるような寒さにはなりませんが、昼と夜の温度差がかなり激しいので気を付けてください。
■12月のLA周辺の天候と服装
LAの最低気温は日本の最高気温と重なるような天候です。1ヵ月を通して10度以上となることが多いですがたまに一桁の寒い日もあるので侮れません。
最高気温は東京と違い、かなり暖かく12月中でも31度に達したこともあり、冬を感じさせない気温。 ただ、日本と比べるとLAは砂漠地帯で湿度も低いので日本人にお馴染みにジメジメした暑さはありません。
冬季節は、南カリフォルニアは雨季となり、 雨が降ることがあるのでご注意を。晴れの日と雨の日の温度差が激しい為、日々の天気予報を要チェックです。
■ビーチの服装
ビーチ沿いはその日の天気によって気温&体感温度がかなり異なります。天気が良く雲一つない快晴の日が多いですがそんな日はサングラスや日焼け止めを忘れないようにしてください。
また、海からの風が強いことも多く曇りの日などには羽織を用意しておきたいところ。出かける前にその日の天候をチェックしておきたいところ。
■注意点と持っていきたい必需品
-注意点
日中と夜間の温度差
日本と比べると、年間を通して日中と夜間の気温差=最高気温-最低気温が大きいです。夏は日本よりも最低気温が低くなりやすく、冬は日本よりも最高気温がかなり高め。
その為、1日の中でTシャツ一枚で過ごせる時間帯と、羽織が必要な時間帯があり気温に合わせた体調管理を心がけて下さい。
乾燥
カリフォルニア州は砂漠地帯で、乾燥の問題は水不足として問題になるほどです。上記の映像は、大量の黒いボールを使いダムの水の蒸発を防ぐために州が行った時のもの。それぐらい水不足で乾燥したこともあったのです。
気温が高い一方で、乾燥しているのでカラッとしていて過ごしやすいのですが肌がとても乾燥し水分補給も日本にいる際より多めに取らないと気付かない間に脱水症状になりかねません。
日差し
ロサンゼルスに訪れたことがない方には、LAの日差しを甘く見すぎている人がいるかもしれません。甘い考えで日焼け止めをせずにビーチで日中過ごすと火傷しますよ。言葉のあやではなく、リアルに日焼けが火傷レベルです。
サングラスはオシャレのためにあるのではないと体感できます。(必需品です)
⇒ロサンゼルスに旅行に行く場合におすすめする日焼け止めについてはこちら
【冬の雨季限定】-雨が降る日に注意したい点
雨量に注意
雨が降る日は、ゲリラ豪雨のように大雨になることが近年多々起きています。道路が水浸しになったり、水たまりが池レベルの大きさになることも。
運転に注意
雨がほとんど降らないロサンゼルスの地元民は雨の中の運転に慣れていません。そのため、事故の起きる確率が高いです。
また、LAのアスファルトは雨が降ると滑りやすくなるという難点があり、周りの運転だけでなく運転中のスリップにも注意が必要です。
傘はあまり売っていないので注意
日本だと雨になるとコンビニに傘を買いに走ることがあるかも知れませんが、LAではあまり傘が売っておらず、そもそも(車で移動も多い為)大雨にならない限り傘をさす習慣がなくその日一日を乗り切れば大丈夫、といった感じで傘を持ち歩いている風景はあまり見かけません。
地元民のように傘無しで乗り切るか、日本から持参していくことをお勧めします。
-持っていきたい必需品

日差しが強いので、日焼け止めも必需品です。サングラスと違って日本でも日焼け止めの種類は豊富な上日本の方が肌に優しい気がするので持参してOKでは。
⇒LAにお勧め日焼け止めはこちら
その他おすすめ
こちらも併せてどうぞ
⇒アメリカで人気!旅行で役立つ盗難防止グッズ15選2019
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■余談:旅行に行くお勧めの時期は
ロサンゼルスに旅行に行くベストの時期は、天候から考えると冬を避ければほぼ快晴の日が続き気温を高く、快適に過ごすことができます。つまり4月~11月ならいつでもおすすめ。
また、休みの日が選べるのであれば夏休みや春休みは飛行機代やホテル代が高くなるので避けたいですね。(一般的には難しいところですが)
以下のサイトでは飛行機代が安い時期の検索をすることができるので試してみて下さい。
⇒安い飛行機チケットを買うコツはこちら
■最後に
今回は、1年を通したロサンゼルスの気候と気温に合わせた服装をご紹介しました。旅行を計画している方は参考にしてみてください。
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Sources
*1:http://www.data.jma.go.jp/
*2:https://w2.weather.gov/
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