留学するなら語学学校?地元の大学?そもそも何が違うのか、二つの選択肢を徹底比較してみました

私が留学をした際は、選択肢として大学に直接入学するか、語学学校で英語に集中するか迷いました。これから留学する方もどちらかにするか迷うことがあると思います。

今回は、語学学校と地元の大学の違いとそれぞれのメリット/デメリットを踏まえたうえで、どちらに留学したほうがよいか私なりにまとめてみました。


■【語学学校VS地元の大学】特徴・概要

まずは、比較する前に語学学校と大学のそれぞれの特徴・概要について簡単にまとめました。

①語学学校とは

語学学校とは…
簡単にまとめると、語学学校は英語に関する文法/聞き取り/英会話/読解/書き取りなど英語(またはその国の言語)のみの語学をひたすら専門的に勉強するところです。語学学校の種類は大きく分けて2つあり、①大学付属の語学学校②独立した語学学校です。
カリキュラムは2週間ほどの短期間から半年などの長期間まで、柔軟に設定できることが多く一日中ひたすら英語を勉強するところが特徴です。

②地元の大学とは

大学とは…
日本の大学を考えれば想像できますが、大学では選択する専攻や科目に合わせて地元の学生と一緒に英語以外(英語の科目であれば英語も)の授業を受けることができます。
カリキュラムはセミスター制(春/秋)やクオーター制(春/夏/秋/冬)などがありますが、基本的に入学できるタイミングに合わせて願書を出して入学すれば卒業を目指すか、単位取得を目指して勉強することになります。

■【語学学校VS地元の大学】違い

概要を見ても分かるように語学学校と大学に編入することは大きく違います。

違い①生徒&教師
【語学学校】

☑生徒
語学学校の生徒は、当然全員英語のネイティブではない人たちです。語学学校に通う人は英語を学ぶために行くので英語が第一言語ではありません。その為、英語の精度や発音、話すスピードはネイティブには到底及びません。

☑教師
逆に、教師は英語を第二言語としている生徒ばかりを相手にしてきたので、よく間違える文法や話し方などを分かりやすくゆっくりと説明してくれます。

【大学】

☑生徒
当然ながら地元の学生も大学に通っているので、ネイティブが半数以上。授業によっては留学生は自分だけということも多々あります。その為、授業中の英語のスピードも速く、発音も完璧です。

☑教師
大学の教授は、授業の内容や専攻に関しては詳しく説明できますが、あくまで授業の内容を説明しているので英語を教えている訳ではないので、文法の間違いを細かく指摘し優しく説明はしてくれません

違い②授業内容
【語学学校】

文法、リスニング、スピーキングなどなど色々な種類がありますが、全て英語に関する授業です。さらに、クラスも英語のレベルに合わせていくつかあり、自分の英語レベルに合わせた授業を受けることができます。

【大学】

英語の授業を選択しない限り、日本の大学で受けるような化学や経済といった専門分野の授業です。英語は知っていて当然という前提のもと新しい分野の内容を学ぶことになります。

違い②期間
語学学校の期間

2週間の短期授業から半年の長期カリキュラムまで、柔軟に選ぶことができます。また、始めるタイミングも夏休みだけ、〇月から、など自分の都合に合わせて選べます。

大学の期間

大学は、アメリカの場合は秋開始(8月末/9月)なので、そのタイミング以外では入学することが難しいです。(春などほかのタイミングでも入学できる場合がありますが基本的に秋入学が始めやすいです。)


■【語学学校VS地元の大学】それぞれのメリット/デメリット

それぞれの特徴を元に英語を勉強する上でのメリットとデメリットをまとめてみました。

①語学学校のメリット/デメリット
語学学校のメリット

☑自分のタイミングに合わせて始めれられる
夏休みだけの短期間、1月から始めたい、など決まった時期に留学を始めたい場合は柔軟に日時設定の出来る語学学校がおすすめです。

☑自分の英語レベルに合わせて学べる
語学学校では聞き取り/英会話など、それぞれの項目ごとで自分のレベルに合わせた授業を取ることができます。その為、文法は得意だが英会話は苦手といった個々の悩みにも柔軟にクラスを選ぶことが可能です。

☑教師が慣れている
語学学校の教師陣は第二言語日本語を話す人に良くある間違いなども理解しているので、説明も分かりやすいことが多いです。(もちろん分かりやすさのレベルは語学学校にもよりますが、、)

語学学校のデメリット

☑周りの生徒の英語が不完全
周りの人たちと話す練習をする際、生徒の英語も不完全なので文法も間違っていることが多いです。スピーキングは相手の言うことをリピートして覚えることがあるので、文法を間違って覚えてしまう可能性があります。

☑会話スピードが遅め
生徒のレベルに合わせた授業なので、話すスピードが大学に比べ遅くはっきりとわかりやすく発音してくれます。(もちろん英語を初めて学ぶ上ではメリットと言えますが、、)ネイティブの人と話すスピードに比べると格段に遅いものになります。


②地元の大学のメリット/デメリット
大学のメリット

☑ネイティブの英語
大学の一番のメリットは周りがネイティブの人なので、生きた英語を実践的に学ぶことができます。周りの生徒はもちろん講師陣も普段話すスピードで授業をするので実践的で自然な英語に触れることができます。

☑英語を学びながら専門分野の知識+単位取得が可能
大学の講義には経済や科学、人類学などの様々な専門分野があります。講義を受けて無事単位を取れば、英語だけでなく専門知識も合わせて習得することができます。

大学のデメリット

☑願書等の書類手続きの手間
語学学校では聞き取り/英会話など、それぞれの項目ごとで自分のレベルに合わせた授業を取ることができます。その為、文法は得意だが英会話は苦手といった個々の悩みにも柔軟にクラスを選ぶことが可能です。

☑入学のタイミング/学習期間の自由がきかない
大学で授業を取る為、大学の始業時期や講義の期間などが決まっており、生徒一人ひとりに合わせた自由なスケジュールは用意されていません。
その為、時期や期間などの留学タイミングを自分のスケジュールに合わせて調整することができません。

■【語学学校VS地元の大学】おすすめするタイプ

それぞれの特徴を踏まえた上で、どういったタイプの方がどちらに留学する方が良いのかおすすめするタイプをまとめてみました。

タイプ①語学学校へ留学する

☑短期留学を考えている方
2週間~3ヶ月程度の短期留学を検討中の場合は、大学の授業を取っても単位を取得する前に期限が来てしまうので無駄になってしまうでしょう。
短期留学ならば、自分のレベルに合わせたクラスを自分のスケジュールに自在に調整して行ける語学学校がおすすめです。

☑英語力が不安な方
英語が学びたいけど、全然話せない人や初心者レベルの人は、まずは基盤となる文法など英語の基礎をしっかりと学ぶ方がいいでしょう。

☑英語に集中したい・英語の資格が取りたい方
語学学校であれば、1日中英語だけについて勉強ができ、日本で取得できるTOEICやTOEFLなどの資格専用のコースがあるところもあります。
英語をしっかりと勉強してまずは、資格をしっかりと取得したいと考えているのであれば、語学学校がおすすめです。

タイプ②地元の大学へ留学する

☑長期留学を考えている方
6ヶ月以上の長期留学を検討している場合は、語学学校だけでは物足りないはずです。語学学校を2ヶ月程度にして、大学の講義を受けたほうが実用的な英語を学ぶことができます。

☑英語力が中級~上級レベルの方
ある程度英語が話せる人には、語学学校は少し物足りないと感じるはずです。日常会話ができて、文法もある程度分かる方は、ネイティブとディスカッションする機会もある大学の授業を取ることをお勧めします。

☑英語+αを求めている人
英語だけでなく専門分野の知識や大学の単位・資格などプラス何かを取得したい、と考えている人は大学に行って興味のある分野の講義を取ることをお勧めします。1年程度で手に入る資格やMBAといった長期間かかる資格もありますが、資格を取る頃には英語力もしっかり向上しているはずです。

■最後に

今回は、語学学校と地元の大学のメリット/デメリットをまとめたうえで、留学のおすすめするタイプについてご紹介しました。
私の経験と個人的な意見を元にまとめているので、どちらかでなければいけない、ということもありません。自分が良いと思う留学方法で英語力をしっかりと身に着けてください。