毎年2月14日のイベントとして日本&アメリカどちらでもあるわけですが、祝い方は所々異なります。
今回は、日本とアメリカのバレンタインの違いについて日本独自のバレンタインの由来や日本とアメリカのバレンタインの祝い方の違いなどをまとめてみました。
目次-Contents-
■祝い方
日本
-送る品
日本のバレンタインといえば、やはりチョコレート。チョコレートケーキやチョコレートクッキーなどチョコを材料にした手作りお菓子や美味しい商品を買ってプレゼントしますね。
The Japan Times*1によると、そもそも日本のバレンタインは1936年にMorozoffを始めとする様々な会社によるマーケット戦略のためにバレンタインデーというものが始まったとされています。
また、チョコレートの風習(女性が男性にチョコレートを贈る)がついたのは1970年代にマーケットが低価格なチョコレートを女子学生向けに販売促進するために『女性がチョコを男性に渡すことで口にしなくても想いが伝わる』というコンセプトでできたとされています。
そして、1980年代にバレンタインデーのお返しとして、マシュマロデーとして3月14日に想いに返事をする日がマーケットによりできました。これがホワイトデーの始まりだそうです。
1936 | Morozoff等のマーケット戦略によるバレンタインデー始まり |
1970s | バレンタインデー=女性が好きな男性にチョコをプレゼント |
1980s | ホワイトデー始まり |
近年では、チョコに限らず相手が喜びそうなプレゼントを贈るようにもなりましたが、やはりバレンタインと言えばチョコレートですね。
-送る相手
女性⇒男性【恋人・片想いの相手・友達(義理チョコとして)】
女性⇒女性【友チョコ】
(男性⇒女性【逆チョコ】)
基本は女性が好きな男性にチョコをプレゼント!
-その他祝い方
当初は、女性から好きな男性に対してチョコレートを贈る日でしたが、(本命チョコに対して)義理チョコや友チョコ、最近ではチョコをその場で食べるイベントも出来、バレンタインの楽しみ方は変化してきているようです。
アメリカ
-送る品
日本と違って、バレンタイン=チョコレートではありません。アメリカでは、バラの花を始め様々なギフトが選ばれます。
Reference.com*2によると毎年アメリカでは
ハート型に文字が書かれたキャンディーはバレンタインには有名でよく見かけます。
文字には“I LOVE YOU”や“HUG ME”(ハグして)“KISS ME”(キスして)など可愛らしいロマンティックなセリフが書かれています。
バレンタインデー用に
また、バレンタインデー用のメッセージカードは
*3
という情報でも分かるように、バレンタインでは必ずしもチョコレートを贈るという習慣はなく花やメッセージカード、ぬいぐるみなどのプレゼントもよく見かけます。
-送る相手
アメリカでは、バレンタインは愛や感謝を伝える日として、ギフトのプレゼントや愛の告白など性別に関係なく男性も女性も好きな人・恋人・親しい友人・家族などに対してあります。

恋人同士だとロマンティックなディナーやデートに出かけたり。
片想いの相手に告白したり。
-その他祝い方
最近では、シングルで相手がいなくても仲のいい友達で遊んだり、シングルの人たちでパーティをしたり。と、過ごし方は様々。
■アメリカに行くなら知っておこう
クリスマスシーズンにアメリカに旅行や留学に行くなら気を付けておきたいこと・お得な情報をいくつかご紹介。
①女性ならお得
アメリカではバレンタインデーは性別に関係なく好きな相手にギフトを贈る、または想いを伝える日なので、男性から告白される、ということも。
②ホワイトデーなんてないよ
基本的に、バレンタインデーに想いを伝えるとその場で返事が返ってくるので、お返しをホワイトデーに、という考え方はありません。というか、そもそもホワイトデーなんてアメリカでは存在しません。
③バレンタインによく使われるフレーズ
・Be My Valentine
“Be My Valentine”または“Will you be my Valentine?”とは直訳すると、私のバレンタインになって!(なってくれますか?)となります。(“Be Mine”(私のものになって)という表現もあります)
quora.com*3によると『私のバレンタインになって』とは、自分にとって特別な人になって、もしくはこれからも末永く続く関係でいてください、など言う側にとって大切な存在に対して使います。
単に、バレンタインデーのデートの誘い文句に使う場合もあれば、親友のような存在に対して使う場合もあります。(どちらにせよとても大切で特別な存在だと伝えたい)
④LA近郊にあるインスタ映えLOVE WALL
The Love Wall①
LAの中でも有名なグラフィティの一つのLOVE WALL。
場所:8538 Hayden Ave, Culver City, CA 90232, USA
The Love Wall②
Graffiti(グラフィティ)と呼ばれる壁絵がたくさんあるVenice(ベニス)には、ハートが描かれた壁もあります。ベニスビーチに訪れる機会があれば、是非足を延ばしてみて下さい。
場所:1239 Abbot Kinney Blvd., Venice, CA
Salvation Mountain
Salvationとは救済という意味で、キリスト教の救済者をさします。このサルベーションマウンテンは“God is Love”をテーマに人工的にペンキなどを使って作られた山。salvationmountaininc.org*4によるとなんと100,000ガロン(約37,8541リットル)ものペンキを使ったそう。少し遠いので行く機会があれば是非。
場所:Beal Rd, Calipatria, CA 92233, USA
■最後に
今回は、日本とアメリカのバレンタインの過ごし方・祝い方の違いについてまちめてみました。
日本ではバレンタインは女性が好きな人にチョコレートを贈る日、とされているのに比べアメリカでは少し違っていました。いかがでしたでしょうか。

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Sources
*1:https://www.reference.com/holidays-celebrations/many-valentine-s-day-cards-sent-out-year-daac936c72611c80
*2:https://www.japantimes.co.jp/news/2006/03/21/news/white-day/#.XEbJalwzaUk
*3:https://www.quora.com/What-dose-will-you-be-my-valentine-really-mean
*4:http://www.salvationmountaininc.org/