日本VSアメリカ:スーパーの違い編

今回は、日本とアメリカのスーパーマーケットの違いについて私なりに気づいた点をまとめてみました。

■カートの違い

カートの違いは大きく2つ。カートそのものの大きさとかご。

日本のスーパー

日本のスーパーで使われているカートはカゴがすっぽり収まる比較的小さ目のもので、足りなくなれば下にもう一つカゴが入るような作りになっています。

アメリカのスーパー

アメリカのスーパーで使うカートは、アメリカ人の買い物量を理解しているがごとくたくさん入ります。また、カゴごと取り出すような作りではなく、商品だけ取り出してしまうようになっているのでカゴとカートが一体型になっています。
明らかに最初から買い物いっぱいする用みたいな大きさです。

■野菜売り場の売り方違い

日本:袋でまとめて○○円

袋分けされた野菜をまとめて○○円と決まった価格で売られています。その為、自分でほしい分だけ購入することができません。もちろん、一個売りもあるので一つだけ食べたい時には一個づつ購入も可能ですが、今日は4個買いたいといった買いたい分だけ購入することは出来ません。(出来ても割高)

アメリカ:重さでグラム〇〇円

基本的に1個から購入可能。量り売りなので、1個当たりでも重さが違うので買うものによって値段が異なります。
上の画像でも”Pick Me! I’m Single”(私を選んで!一人だよ)といった形で一個だけのバナナをまとめて置いているので個別で購入することも簡単にできます。

こんな大胆なことも

バナナが房でつながっていても、自分が欲しい分だけ取って切ってしまいます。1個でないものでも、”3個だけ買いたい!”などであれば3個だけちぎって買うこともできます。

どうやって値段の確認をするのか。
①重さ当たりの値段を確認

それぞれの商品の所に、Pound(パウンド)当たりの重さが書かれています。
例えば、下の図のタマネギであれば、1パウンド当たり69セントです。
※因みに、アメリカでは重さの単位を”lb”という”Pound”(パウンド)を使っています。大体1lb. =453g(1ポンド453グラム)です。私は面倒だから半キログラムと覚えていました。アメリカのめんどくさい単位についてはこちら

②計りで買いたい分の重さをチェック

次に、欲しい分だけ袋に入れ重さを計ります。計量器は色々なところに設置してあるので、簡単に見つけられます。

③算数!

最後は算数です。何パウンドかを確認し〇パウンドx$/重さ=値段が分かります。

〇メリット

重さ売りでのメリットは、

①欲しい分だけ買える

重さ売りなので、一人暮らしでも一袋に5個も入ったじゃがいもやタマネギを買う必要がありません。2個だけ買いたい!というときも2個入れるだけ。

買いすぎて腐らせることもなく、少ない量でも袋で買うのに比べて割高にならない点もお得感ありです。

②自分で一個づつ選べる

元々袋詰めにされている場合、たまに中の一個が腐っていたりまだ熟しておらず青かったりすることがありますよね?

重さ売りだと全て自分で確認しながら選んで帰るので、今日食べたい丁度熟したものを選ぶことができます。

✖デメリット

対してデメリットと言えば、

①残り物に福はない

バナナやリンゴなど、夜遅くに買いに行ってほとんど残っていない場合は、見た目がいい物はほぼ残っていません。

いい物は先に取られるので、売り切れギリギリではなく商品の量に余裕があるうちに買い物に行った方が〇

②重さを計らないと支払いまで値段が分からない

上記でもお話ししているように、重さ当たりの値段は分かりますが一個当たりの値段は計るまで分かりません。

まぁ、買い慣れてくると大体一個当たりの値段は覚えますが丁度いくらかはレジに行くまでのお楽しみになります。(小銭35円しかないからこれしか買えない!といったお金が足りるかどうかの判断ができません。)

個人的に…

留学中は一人暮らしだったので、重さ売りで自分が必要な分だけ買うことができるアメリカの販売方法は商品を腐らせることもなければ少なく買うからと言って割高にもならなかったので嬉しかったです。


■野菜売り場の展示

日本:袋でまとめて乾燥

袋分けされた野菜をまとめて○○円と決まった価格で売られています。

アメリカ:水で満たして鮮度維持

日本のように袋には入っておらず、基本的に自分で袋にすべて入れます。また、鮮度を保つ為に常に水びたしになっており、野菜の緑も採れたてのようにおいしそうでした。色もなんとなく鮮やかなものが交互に並べられていて綺麗。

でも今思うと、重さ売りの販売方式の為にわざと水につけ重さをかさ増ししてたんじゃないだろうか…

■大きさの違い

日本の製品

一人暮らしでも何とかなる、優し気な大きさ

アメリカの製品

野菜は一つずつでも買えるのでいいですが、加工食品や箱に入っている食品はアメリカンサイズです。
ヨーグルト。一食分ずつ売りの日本のサイズもありますが、、これは何食分?
一人じゃ絶対食べきらん。でけー

牛乳。よーく見てください。

なんかちょっと太って、というか横に広く見えません?とくに一番下の段にあるボトルの牛乳。ガロンです。(出たよ、またアメリカ独自単位。大体3.78リットルです)

たくさん入っていてお得なのでは?と思われている方。

①重い

この3.78リットル君を一人で片手に持って持って帰る身になって下さい。お水は結構良く買っていたのですが2つ買ったものなら、バケツ競争の練習のごとく。そんないらんし。

②飲み切る前に鮮度落ちる

牛乳だけではなくコーラも同じ大きさです。一人暮らしには拷問並みの量。勿体ない精神で頑張って飲み切ろうとしますが、牛乳は賞味期限までに飲み切らず何度変な味を飲んだか。酸っぱい牛乳。

コーラは2日目には炭酸がばっちりなくなりタダの砂糖水。


■レジの違い

日本のスーパー
店員さんの仕事

日本では、レジにつくとまずカゴをカートから出して並べます。そしてレジの人がピッピッして反対側の違うカゴにバーコードを読み終わった分の商品を入れますよね。

自分で

袋には会計が終わってから自分で入れる。

アメリカのスーパー
レジ台に商品1つずつ並べる

アメリカでは、まずレジの台に客が商品を並べていきます。
すると台の部分がベルトコンベヤーのようになっていて、店員さんが1つずつバーコードを通せるように動かすことができます。

店員が袋に入れる

一度精算されると、店員さんがそのまま商品を袋に入れてくれます。
スペースで考えると、アメリカはお客さんが袋詰めするスペースが必要ないのでその分効率がいい気がします。確かに、日本では店員さんがカゴからカゴに移し入れてるけど、カゴから袋に直接入れたら手間省けるのになーっと。

番外編:フレンドリーな店員さん

因みにアメリカではレジで必ずと言っていいほど、”How are you doing today?”(今日の調子はどうですか)といった形で店員さんに話かけられます。”Did you find everything ok?”とかもよく言われます。(ちゃんと欲しいもん見つかりました?って感じです。)

“I’m good. you?”という教科書にも出てくるような返事をすればいいので、無視はしないようにしましょう!

最初は話しかけられて”なんなん!?”と焦りましたが慣れてくると日本語の”いらっしゃいませ”と同じ感覚に聞こえてきます。

■値段/物価の違い

日本 アメリカ
バナナ 約60円 約60円
牛乳 約180円 約105円 
パスタ 約50円 約30円 
ベーコン(豚肉)100g 約200円 約140円

と、言うことで食品にもよりますが、全体的にはアメリカの方が安めなのではないでしょうか。(値段の比較が商品のブランドによって異なるので必ずしも記載の通りではないので一概にどちらの方が安い、とは言えませんが。。)

■税金の違い

日本のスーパー

日本では、ほとんどの製品が一律8%の税金となっています。都道府県別に追加で税金がかかる、ということもありません。

アメリカのスーパー

アメリカでは、加工品と未加工の製品では税金のかけ方が異なり、さらに州によっても税率が異なります。
まぁ、一つの州が国並みに大きいので、制度がそれぞれの地域で異なるのは仕方ないのですが、、、場所によってバラバラです。

税金

・州税(State tax)
州によって定められた税率。ほとんどの州で設定されていますが、オレゴン州など、州税のない地域もあります。多いところでは7%あります。

・郡税(County tax)/市税(City tax)
地方によって定められた税率。1つの州が大きいのでその中でさらに細かく設定されています。地域によっては郡税がなく多いところでは7%前後あります。
⇒合計で税金が決まります。
因みに、一番消費税が多いのは、ルイジアナ州でほぼ10%です。

食品の種類による課税/非課税(カリフォルニア州の場合)

こちらの制度は、州によって異なり私が留学したカリフォルニア州で定められていたものです。
下記の製品については課税対象外となり税金がかかりませんでした。
【非課税】
・Grocery Food(食料品)
スーパーで買う野菜や牛乳などの食品。ただし、食品によっては対象だったり対象外だったりします。(例:オレンジジュースは非課税VSコーラは課税。)

【課税】
・Prepared Food(調理された食品)
レストランで食べると課税。

ちなみに、課税されたかどうかはレシートを見ればわかります。下の写真のように金額の横に非課税であれば”F”と記載されTAXの部分も課金がされていません。

つまり、スーパーで材料を買って自分で作った方が、外食するよりもかなり節約になります。外食をするとチップも払わなければならないので二重苦です。

■ポイントカードの違い

日本のスーパー

カードは財布に入れるようなクレジットカードなどと同じ大きさのもの。

よく日本では会員用のメンバーズカードが多すぎて財布に入れるところがない、となる人もいますよね。

 

アメリカのスーパー

アメリカの会員用のカードはクレジットカードに比べると1/3程度の大きさです。

カードの端に穴が開いているので基本的にカギと一緒にキーチェーンに取り付けて持ち歩きます。

アメリカ人はメンバーズカードが多すぎるとキーチェーンがポケットに入りにくくなる、という悩みがあります。

最近ではカードを取り込んで置けるアプリもあり、カードを電子化してスマホにいれて邪魔にならないようにすることもできます。


■その他

びっくりするほど安いときがある

商品によっては、日本に比べるとかなり安いときがあるものもあり日本に帰国した時に衝撃を受けた覚えがあります。

例えば、写真のメロン。“99¢”と大きく書かれていますが、その右下に”each”とあります。つまり、こちらは重さ売りではなく1個当たりの値段です。セールの時だけすごく安くなる時があったんですが、この約1個100円メロンは一時私の栄養源として活躍してくれていました。

牛乳の種類

先ほど大きさでもご紹介した牛乳ですが、種類もかなりたくさんあります。

意味 詳細
”Whole Milk” 普通の牛乳 日本で飲む無調整牛乳に近い味です。
2% Reduced Milk 2%低脂肪乳 脂肪が少ないので健康に良さそうですが、脂肪を減らしたというか美味しさを減らしたのではないか、という味。(偏見)
1% low fat Milk 1%低脂肪乳 同上
Fat Free Milk 無脂肪乳 もやは脂肪がない牛乳。牛乳なのか?
Vitamin D ビタミンD ビタミンDを多めに含んだもの。味の違いは,,,???
Lactose Free Milk 無乳糖乳 飲んだ事はありませんが、不耐症の(牛乳を飲むとお腹を下す)人向けです。
Organic Milk 有機牛乳 化学肥料等を使わずに作られた牛乳。体に良くお値段も高め。
rBST Free Milk 成長ホルモン抜きの牛乳 アメリカでは育てるときに遺伝子組み換えで成長を促進された食品があり、使用していないことを表記しています。

上記の名前を巧みに組み合わせてさらに細かく種類も分かれています。(例 Lactose Free Fat Free Milk:乳糖も脂肪もない牛乳)

因みに、オレンジジュースにもいくつか種類があります。

オレンジの粒粒をPulpと言って粒多め・粒少な目・粒無しといった種類からビタミンDやカルシウムを加えた種類のものなどもあります。

ケーキ(色がすごい)

ハンバーガーじゃないよ、ケーキだよ。
粘土じゃないよ、ケーキだよ。
因みに、アメリカのケーキは見た目の着色料のごとく変な味に加えびっくりするほど甘ったらしい砂糖の味がします。バースデーパーティの度に頂くのですが、ある意味ノルマ。まずい。

でも、アメリカ人に日本の優しい味のケーキを食べさせてあげたことがあるんですが、奴は一言”これはケーキじゃない。パンだよ。”と甘さが足らんと文句を言いよったので国による味覚の違いなんやなと思いました。

2ダース

日本でも卵は10個入りや6個入りといった単位で売られていますよね。アメリカでは基本的に12個セット(1ダース)単位販売されています。アメリカでは更に24個入りの2ダース卵が売られており、逆に一人で生活していた私は6個入り(半ダース)の卵を探すのが大変で苦労していました。

更なる衝撃が、アメリカの家庭では普通に買い物の度に2ダース卵を2パックや3パック平気で購入していきます。また、そういった人向けに60個入りとかも売ってたりします。(5ダース)

一体アメリカ人は何を目指しているのか。ロッキーか貴様らは。

■最後に

さて、今回はアメリカのスーパーとの違いをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?思ったより違いを探せば見つかるものだなぁと、アメリカのシステムの方が効率的ちゃうか?と思う部分もありました。

アメリカに出掛ける際は是非参考にして買い物してください!