日本VSアメリカ:健康とその考え方の違い編

アメリカに留学する学生にあるあるでよく体重が太る、帰国時にはデブになって帰ってくる、という話を聞きます。

かく言う私も、アメリカに留学して3ヶ月で10キロ増えて留学時に持って行ったズボンが一つも入らなくなってしまい着る服がないから強制的にダイエットをした経験があります。

どうも、アメリカでの節約留学歴4年のUKIです。
今回は、日本とアメリカの健康への考え方についてご紹介します。食習慣や平均的な体型や体重だけでなく、健康への考え方についても調べてみました。

■理想

まずは、日本人とアメリカ人が理想とする体型と理想の健康状態について調べてみました。

理想体型

理想の体型と言えば雑誌の表紙だと考え、日本とアメリカで売れ筋の雑誌表紙をまとめてみます。

アメリカ

まずは、男性の健康雑誌。

 

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腕が太い!そしてムキムキ。Men’s Healthというアメリカで売れ筋の雑誌です。

続きまして、アメリカの女性雑誌。

 

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こちらも結構筋肉質。結構肉付もしっかりしている感じですね。

日本


Tarzan。表紙がほぼ外人ばかり使われていて日本人の表紙があまりありませんでした。。(理想は外人の顔と体型?)こちらはananから、俳優さんたちの鍛えた体です。アメリカの雑誌に比べると細マッチョな感じですね。

続いて女性。細い!とにかく細い!!ananの雑誌の表紙を飾るモデルの森泉さんです。雑誌ananですが、日本人はやっぱり細い。筋肉以前に肉付き自体が少なくアメリカ人と比べると痩せ気味ですね。

ということで、アメリカ人は男性は筋肉ムキムキで女性も筋肉ありきの肉付きが良い体を理想としていて、日本人は男性が細マッチョで筋肉はしっかりとついていて女性が華奢な細くて綺麗な体を理想としている感じでしょうか。


一日摂取カロリー

実は、調べたところ日本でもアメリカでも推奨している一日の摂取カロリーは同じくらいでした。
日本では厚生労働省*1のデータ、アメリカはODPHP(HHS疾病予防健康増進局)*2のデータを併せてまとめました。
a(あまり運動しない人)、b(平均的に運動する人)、c(結構運動する人)で分類されていますが、一応一日の摂取カロリーが多い国の方を太くしてみましたが大差ありませんでした。

こちらのサイトで1日に必要なカロリーと標準体重を調べられるのでチェックしてみてください!
https://joyfit.jp/aojoy/health_column/post03/

つまり、一日の摂取カロリー量の観点から考えると日本もアメリカも食べる量は同じような摂取カロリー量が理想ということ。

■現実

平均体重・平均身長の比較

日本のデータは厚生労働省が15000人以上に対して実施した数値の平均値*3、アメリカのデータはCDCが約10000人の数値の平均値*4を参考にしています。

男性

まずは身長の差。
全体的に5~10センチ近くアメリカの方が平均身長が高いですね。ただ、アジア系のアメリカ人と日本人で比較するとあまり差は見られないので、お国柄というより人種的にアジア系は小柄なんですかね。

続きまして、体重の差。
想像通りですが、アメリカ人の平均体重の圧勝。この差が筋肉から来るのか、脂肪から来るのかは別にして全体的に20キロ近く差がありますね。アジア系のアメリカ人でも平均身長には差があまり見られなかったのに体重にはしっかりと差があります。アジア系でも平均5キロくらいアメリカ人の方が重い感じですね。

女性

女性の身長の差。
アメリカ人全体と比べるとやはり日本人は女性も小柄。アジア系だと男性同様アメリカ人と日本人の女性の身長差はあまり見られないので、人種的に低いようですね。

続きまして、体重の差。
こちらも予想通り。日本人とアメリカ人全体では25キロ前後の体重差があります。アジア系のアメリカ人と日本人でも5キロ以上差があるので理想の体型だけでなくリアルな体型もアメリカ人は大柄ですね。

BMIから見た痩せ率・肥満率

採用しているBMIという計算式も両国で同じBMI=体重(kg)÷(身長(m))2を使って計算しています。

日本人のBMI割合

国民健康・栄養調査*5によると以下
20歳以上の割合をグラフにしてみると、
理想的な普通体型が70%近くというアメリカに比べるとかなり健康的な値。女性の痩せ気味が13%というのが少し気になりますが。。女性の理想的な体型は少し健康的な体型から考えると痩せすぎなのかも?

アメリカ人のBMI割合

CDC*6によると以下
20歳以上の割合をグラフにしてみると
アメリカ人の肥満率は結構深刻な問題ですね。7割が肥満ぎみです。痩せ気味の割合はほぼなく、過半数を超える人が太り気味というまさに肥満大国ですね。

世界ランキング

因みに、肥満率の世界ランキング*7では(肥満はBMIが30以上の場合)、アメリカは33.7%で19位、日本は3.3%で185位です。

アメリカの堂々トップ20入りも中々ですが、日本は192か国中下から8位。下にはアフガニスタンや北朝鮮と言った肥満率が低い理由がありそうな国と争う日本も食習慣や体型に関する考え方がすこし行き過ぎのような気もしますね。。


一日の摂取カロリーと内訳

一日の摂取カロリーの平均値を比較してみました。*8

  日本 アメリカ
エネルギー 1878cal 2105cal
タンパク質
(Protein)
69.3g 82.5g
脂質
(Fat)
56.9g 84.1g
炭水化物
(Carbohydrates)
253.8g 244g

予想通り。アメリカの方が平均摂取カロリーが多いだけでなく、脂質も多く摂取しています。太る理由が分からなくもない。

日本人は、男女の平均摂取エネルギーなはずなのに推奨する摂取カロリーに達していない気がするのですが、、、。

■食習慣

アメリカと日本の1年1人当たりの供給食料試算*9によると、以下の食料で数値に違いがありました。

  日本 アメリカ
いも類 21.7 kg 56.1 kg
肉類 45.6 kg 115.1 kg
牛乳・乳製品 89.0 kg 281.3 kg
魚介類
49.3 kg 21.5 kg
砂糖類
19.0 kg 31.7 kg
油脂類
19.3 kg 33.3 kg

もう予想通り。イモ類はじゃがいも、肉類は牛肉ベーコン、乳製品ではチーズですね。確実に。逆に、魚介類は日本の方が圧倒的に多いですね。食文化の違いが分かる数値。

私が留学していた時も、ほぼ毎日のようにベーコンとチーズ食べてました。アメリカではハンバーガーとピザが定番料理として食べられるので肉とチーズの消費は避けられないイメージ。

留学生が留学して太ってしまうのは、食べる量(摂取カロリー)が増える点と食べる食料の種類が変わるからではないでしょうか。日本よりも肉やチーズを食べる頻度と量が増えて体重もそのまま増えてしまうイメージですね。

因みに

アメリカ人は一人当たりの年間肉消費の世界ランキング*10が一位。
2位クウェートや3位オーストラリアを抑えて、日々肉を消費しているようです。

■運動する習慣

運動する人の割合

以下、日本人*8とアメリカ人*11の十分に必要な運動をしている人の割合を比較してみました。
条件
日本  【1回30分以上の運動を、週2回以上実施し、1年以上持続している人】
アメリカ【週に2時間30分以上の軽い運動or1時間15分以上の激しい運動】

  日本 アメリカ
男性 35.1% 56.1%
女性 27.4% 49.1%

アメリカの方が多めの運動を必要としているのに、割合が2倍近く違っていました。

アメリカ人には半数以上で運動する習慣があるのに対し、日本人は3分の1程度ですね。特に日本人女性は運動する習慣が4人に1人程度しかいません。

私も日本にいる頃はあまり運動していませんでしたが、アメリカに留学してスポーツジムに通うようになりました。(食習慣上運動しないと痩せられなかったので)

ジムの利用

運動量が多いアメリカ人はジムの利用も多いです。*12

  会員数 人口比
日本 419万人 3.2%
アメリカ 5725万人 17.7%

アメリカでは、ジムの会員費も安かったです。

日本では、月6000円~多ければ10,000円以上になりますが、アメリカでは大体40ドル~50ドル(約4400円~5500円)。

しかも1年など長期契約すると2500円程度で会員になれることもあり、さらに大学には学生が無料で使えるスポーツジムが構内にあったりします。(私は大学で無料ジムを授業帰りに使っていました)

■最後に

以上、日本とアメリカの平均的な摂取カロリーや身長・体重、健康への考え方についてご紹介しました。

食習慣の違いから留学生が太ってしまうのも納得といった統計になりましたがいかがでしたでしょうか。留学する際は、太らないように気を付けるだけでなく、食習慣が違うのだから運動する習慣を身につけてしまうのもありですね。



*1:https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000041955.pdf
*2:https://health.gov/dietaryguidelines/2015/guidelines/appendix-2/
*3:https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/eiyou/dl/h24-houkoku-05.pdf
*4:https://www.cdc.gov/nchs/data/series/sr_03/sr03_039.pdf
*5:https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kenkou_eiyou_chousa.html
*6:https://www.cdc.gov/nchs/data/hus/hus16.pdf#053
*7:https://renewbariatrics.com/obesity-rank-by-countries/
*8:https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/kekkagaiyou_7.pdf
*8:https://www.ars.usda.gov/ARSUserFiles/80400530/pdf/1516/Table_1_NIN_GEN_15.pdf
*9:http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/fbs/attach/pdf/index-2.pdf
*10:https://www.telegraph.co.uk/travel/maps-and-graphics/world-according-to-meat-consumption/
*11:https://www.cdc.gov/nchs/data/nhis/earlyrelease/earlyrelease201705.pdf
*12:http://www.fitnessclub.jp/business/date/prediction.html
*12:https://www.statista.com/statistics/236123/us-fitness-center–health-club-memberships/


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