日本VSアメリカ:バスの違い編

アメリカに留学して知ったアメリカのバス事情。
もちろんいい点も悪い点もあり、今回は日本のバス事情と比較しながらアメリカ(LA近郊)のバス事情をご紹介します。

■外観

ご存知馴染みのある日本のバス
アメリカのバス
車輪が6つで電車の様に繋ぎみたいな部分がある大きめのものや通常の日本のバスのような大きさのものがあります。
【日本のバスとアメリカのバスの違い】外観
・ドアが左右逆
当然ですが、アメリカは日本と違い車道が右側通行なので、扉も進行方向の右側についています。日本はもちろん左側。
・自転車が積める
アメリカのバスの2枚目を見ていただくと分かるように、自転車を積むことができます。大きな理由の一つとしては、日本と違い電車が発達しておらず、移動手段が車、バス、自転車がメインとなっているからです。


■内観

ご存知馴染みのある日本のバス
アメリカのバス
【日本のバスとアメリカのバスの違い】内観
・アメリカのバスの方が席が多い
アメリカは車道が広いためその分車幅も余裕が持てるみたいです。
ちなみに…
日本の県道の幅:6.0m
アメリカの大通りの幅:25m~30m
⇒日本の道路は県道でも片道に1レーンしかないことが多いですが、アメリカではAvenueと呼ばれる道路でも片道が2レーンです。下の絵が、メインストリートと言われる県道のような道路です。(真ん中の余計な1レーンは途中で左折や右折するときに直進車の邪魔にならないように入れるレーンです。日本は後続車に悪いと思いながら曲がるタイミングを待ちますよね)
・肘掛けがない

日本のバスの椅子には肘掛けがあり、腕がおけるようになっています。アメリカのバスにはありません。個人的な想像ですが、肘掛けをつけると一人席に座れない人がいるからではないでしょうか。。(かなり辛口)

■走行エリア 地図

日本のバス (出展元:東京都交通局
アメリカのバス(出展元:Metro
【日本のバスとアメリカのバスの違い】地図
・バス停の数
東京都:9,485箇所(バス停検索)/2190k㎡
LAメトロ:15,967箇所(Metro) /3711k㎡
東京でもLAメトロでも1k㎡に4.3箇所あるようです。ということで、バス停のあるところはどちらも同じ程度あるみたいですね。
ただ、LAには電車がほぼないので公共交通機関の良さは完全に東京が上ですが。。(逆にLAエリアはFree Wayと呼ばれる無料で使える高速道路が普及しています。完全に車社会です。)


■時刻表スケジュール

日本のバス

アメリカのバス
【日本のバスとアメリカのバスの違い】時刻表
・アメリカは時間の記載はなし
ご覧いただければ分かるように、アメリカのバスの時刻表には時間の記載はありません。その代わり
Approximate frequency(大体の頻度)が書かれています。例えば、Line2というバスならPeaksで5-15分。日本人であれば、5分と15分どっちやねん!となるかもしれませんが、大体の頻度なので5分後ちょうどに来ることは期待しない方がいいでしょう。アメリカの時間に対する感覚はルーズなので、私も生活していてかなりイライラしました。

■支払方法と金額

日本のバス


アメリカのバス
【日本のバスとアメリカのバスの違い】支払方法&金額
・アメリカは入口で先払い!
ってこれは、東京都内のバスもですが、、(阪急バスは降車時なのです。)日本では、カードか現金かで支払いもできますが、アメリカはICカードではなく切符のようなカードをバス販売機やバスショップで購入することができます。(但しICカードの様な割引はありません。小銭を持ち歩かなくていいというメリットのみ)
ほとんどのバスがおつりを出してくれないことが多いので、バスに乗るときは現金丁度を持っておくか、カードを買ってお金を入れておく必要があります。

・金額
アメリカではC50~$1.75(約50~175円)が相場です。(LA旅行エリアでは$1.75)日本は210円が相場なのでアメリカの方が少し安いですかね。



■止め方

日本のバス
アメリカのバス
【日本のバスとアメリカのバスの違い】止め方
・アメリカは”ボタンを押す”ではなく、”紐を引く”!
バス停が近くなれば運転手に知らせる、という点では同じですが、アメリカではボタンが席の近くにはありません。その代わり、バス停の前方から後方にかけて、黄色い紐が左右に1本ずつだらーっと垂れ下がっています。停留所が近づくとその紐を下に引くと、機械が”Stop Requested”というアナウンスを流してくれます。

■その他

アメリカのバスと日本のバスの違いで、その他に感じたもの。

自転車


上記でもご紹介したようにアメリカのバスには自転車が3台ほど乗せられます。電車がないので、少しバスのルートから外れた場所に行きたいときは、次のバスを待つか(Approximate:だいたい数分また不確定な時間バス停で過ごさなければです。)または自転車で移動するか歩くかです。
アメリカで徒歩で生活するのは現実的にかなり不可能に近いです。道路も広いければ、お店などの土地も広い。高層ビルが立ち並んでいるのはニューヨークかかなり都会くらいです。
その為、バスでは行きにくい場所まで自転車で移動する、という手段を取る人がとても多いのです。

車いす


図のように、バスには段差をなくすものがついており、バスを少し右斜めに倒して、車いすの方でも乗れるようにしています。私が今まで利用したバスにはすべてこの機能が付いていたので、どんな人でも気軽にバスを利用することができます。

正直このシステムは日本よりも障害者に対する機能として、ずっと進んでいると思います。

■最後に

アメリカのバスを利用していて感じたのは、やはり利用者層です。車社会だからこそお金のある人間は一人1台車を持っているし、車も買えないくらい貧乏だからこそバスを利用している人がいます。都会では車よりもバスの方が便利で(特に旅行客も多く利用しているので)色んな方が利用しているのを見かけますが、ローカルだとやはり差を感じてしまい、バスに乗るとそこだけ少し寂しくなります。

LAエリアを利用するのであれば、バスがあればSanta MonicaからHollywoodなどバスがあればほとんど問題なく移動できます。レンタカーやタクシーが高いと感じる人は現金を持って地元のバスを利用してみてください。
LAエリアのバス路線等の情報は以下のサイトで調べることができます。
Metro:https://www.metro.net/riding/multi-language/japanese/