留学すると太る?留学あるあるの実態・原因と太らないための対策

日本VSアメリカ:健康とその考え方の違い編でご紹介したように、日本でもアメリカでも推奨している1日摂取カロリーはほぼ同じ値です。でも、なぜか留学あるあるでよく言われるのが『留学すると太る』という話。

実際、私も留学して3ヶ月で10キロ増に太ってしまい体重が日本にいたころの25%増しになってしまいました。

今回は、アメリカの食生活の実態と原因と太らないための対策をご紹介します。

実態

留学すると実際太ってしまうのか。そもそも日本とアメリカでは平均体重や肥満率などの現状に大きな違いがあります。

体重

日本人とアメリカ人男性の平均体重の比較。日本人とアメリカ人女性の平均体重の比較です。

表の中でも、人種が同じアジア系アメリカ人でも日本人と比べると体重に5キロ前後の差があります。全体的にもアメリカにいる人の方が体重が比較的重いです。

統計:肥満率

日本人の肥満率
アメリカ人肥満率

アメリカ人の70%前後が肥満であるとされています。実際、留学していると周りに太い・体格が大きい人を見かけることが日本と比べて比較的に多いです。

このように、アメリカでは肥満率が高くアジア系であっても体重が日本にいる日本人と比べると重くなっています。つまり、留学するとこのアジア系アメリカ人の方々のように自然と体重が増えてしまうのではないでしょうか。

原因

留学すると太ってしまう、主に考えられる原因。

①食習慣の違い

そもそも、日本とアメリカでは普段食べている食材・食事量・味付けなどが大きく異なります。

-主食の違い
日本 アメリカ
いも類 21.7 kg 56.1 kg
肉類 45.6 kg 115.1 kg
牛乳・乳製品 89.0 kg 281.3 kg
魚介類
49.3 kg 21.5 kg
砂糖類
19.0 kg 31.7 kg
油脂類
19.3 kg 33.3 kg

表からも、イモ類・肉類・牛乳乳製品・砂糖類・油脂類においてアメリカでの一人当たりの供給食料量が圧倒的に多くなっています。

特に、実際留学して生活してみると実感しますが、アメリカでは料理でのチーズの使用が多いバーガーピザといった料理が主食となっているのでカロリーが高い食材が多く使われています。

-食事量の違い

日本と比較すると1食分の量も大きく異なります。

例えばピザの大きさ。(ドミノピザ)

日本 アメリカ
M size 約23 cm 約30 cm
L size 約33 cm 約36 cm

飲み物の大きさ
小さく見えるラージサイズカップも日本と比べると超ビックサイズです。

因みに、マクドナルドのコーラのサイズとカロリー量の比較を以下の表にまとめてみました。

日本 アメリカ
S size 210g
90カロリー
454g (16oz)
150カロリー
M size 325g
140カロリー
595g (21oz)
220カロリー
L size 420g
181カロリー
850g (30oz)
290カロリー

各サイズの量が倍なんですが。

というより、記載されている量に対するカロリー表記が計算に合わない??アメリカのSサイズドリンクの方が日本のLサイズより重いにも関わらずなぜかカロリー量は日本のLサイズの方が大きい。計算方式が違うからだろうけど。。それも太る原因の一つ?

-味つけの違い

日本と比べると砂糖や塩分などの味付けが濃く、ケチャップなどのソースも多く使います。バーガー店ではフライドポテトに自由にケチャップが足せるように無料で提供していることがほとんど。

-飲み放題

お店によって異なりますが、多くのレストランや飲食店では飲料のお代わりが自由です。ファーストフード店では店員の方が飲み物を入れるのではなく、飲み物のカップを注文時に渡され自分で入れるスタイルになっています。

つまり、お代わり自由なんです。

②量が多い=低価格

スーパーでも小さいものよりまとめて買った方が安くなるので、節約の為にも大きい物を買いがちになります。(写真はヨーグルトです)

勿体ないので、大きいサイズを買っては食べきる生活を続けていくうちに、気づかない間に胃袋が大きくなってしまいます。

③生活習慣の違い
車生活

日本と違って(特に都会)、アメリカでは電車などの公共交通機関があまり発達しておらず利用しづらい為、ニューヨークなどの大都会を除くと車で生活することが一般的となっています。

その為、移動も車で目的地まで運転して行けるので、生活していく上で歩く習慣があまりありません。(但し、多くのアメリカ人は自発的に運動しているので運動不足の社会ではありません)

④環境の違い
周りが太い

CDC*6によるとBMI=体重(kg)÷(身長(m))2から計算した痩せ率と肥満率ではどの年齢層でもアメリカ人の半数以上(というか70%前後)が肥満体型です。一方、国民健康・栄養調査*5によるとどの年齢層でも日本人の半数以上(60%以上)が普通値の範囲内の体型です。

周囲の半数以上が肥満体型のアメリカでは、周りの生活感に影響されて太りやすくなってしまうのかも。

痩せているともう少し太った方がいいと言われる

これは、実体験なので事実を基にしたことではありませんが、アメリカでは太りすぎと同じくらい痩せすぎに対してもマイナスのイメージがありました。

私が留学して当初はアメリカ人にとっては痩せていたのか何人かの人に【Bony】(骨のように痩せた)と呼ばれ『もう少し肉付きを良くした方がいいよ』と言われていました。

⑤高カロリーのものの方が安い

節約面でご飯や魚といった日本で食べていた食事よりも肉やチーズ、パン、ファーストフードでのハンバーガーやピザの方が値段が安く量も多い為節約になります。

pin

また、サラダも高いんです。例えばコスコのフードコートのサラダ。ホットドッグは1.5ドル(約165円)、ピザは1.99ドル(約219円)なのにサラダはなぜか3.99ドル(439円)。量が多いからいいんですが、値段が倍以上だと安いものを選んでしまいます。

対策

意識した食事制限ダイエット
-炭酸を飲まない

炭酸は、糖分だらけです。意識して水を飲むようにしてください。因みに、アメリカのTEA(お茶)にも砂糖が入っているので気を付けて。

-サラダを選んで食べる

安いからと言ってバーガーやピザばかり食べずに意識的にサラダを食べる。少しでもヘルシーで健康的な料理を選んで!

-トッピングやソース・ドレッシングを意識して減らす

“Dressing on the side”(ドレッシングを別で置いて)といえば、こんなにドレッシングをかけられることもなく自分で調節して使えます。

-1皿全て食べない

”To go back please”といえば、食事の残りを持ち帰る入れ物を貰えます。次の日の朝ごはんにすれば節約にもなります。

運動する

実は、アメリカ人*3は日本人*4と比べると健康的な体を維持するために必要な運動をしている人の割合が多いんです。

条件
日本  【1回30分以上の運動を、週2回以上実施し、1年以上持続している人】
アメリカ【週に2時間30分以上の軽い運動or1時間15分以上の激しい運動】

日本 アメリカ
男性 35.1% 56.1%
女性 27.4% 49.1%

アメリカの方が必要条件も多めの運動を必要としているのに、割合が2倍近く違っていました。

郷に入っては郷に従え。アメリカ人のように運動をしてカロリー消費するのも1つの手です。

-ジムに通う

アメリカでは大学やアパートの共有部に無料で使えるジムがあるだけでなく、有料のジムでも日本と比べると会費がかなり安いのでジムを利用しやすい環境になっています。

実際、アメリカ人はジムの利用も多いです。*2

会員数 人口比
日本 419万人 3.2%
アメリカ 5725万人 17.7%
-走る

公園も広く、走る場所には困らないはず。現地ではよくジョギングしているアメリカ人を見かけることがあります。

摂取しすぎたカロリーは走って消費してしまいましょう。

-自転車・徒歩で行動する

通学や移動を自転車や徒歩で行動することで、強制的に運動する機会を作る。

体型を維持する心掛けをする

初心を忘れずに。日本にいた頃の体型を忘れずに維持するようにする。

-日本から持ってきたきついズボンを履き続ける

1つの基準として、日本から丁度入るズボンを持って行っておき、留学中も定期的に履くことで体型を維持していることを確認する。

留学すると、一気にとまでは言わないけれど気づかない間にどんどん太ってしまいます。服が入らなくなるのを目安にすることもあり。

-定期的に体重チェック

体重を定期的に測って記録し、維持できるように意識する。◯キロ以上増えたら運動する、等のノルマを設定するのもありですね。

但し、ダイエットとは絶食することではないので、食事内容を改善する一方でしっかりと食事を3食するようにしてください。

最後に

留学すると太ってしまい、一時帰国時に家族や友達に指摘されてしまう。

環境が環境だけに避けづらいところですが、日ごろからダイエットを心がけて体型を維持するようにしてください。

でも、日本に帰国して元の食生活に戻れば自然と体重は減っていくので無理に体重を減らそうとしなくてもいいような気もします。無理をしない程度に頑張ってください!



*1:http://www.mcdonalds.co.jp/quality/basic_information/menu_info.php?mid=3110
*1:https://www.mcdonalds.com/us/en-us/product/coca-cola-small.html
*2:http://www.fitnessclub.jp/business/date/prediction.html
*2:https://www.statista.com/statistics/236123/us-fitness-center–health-club-memberships/
*3:https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/kekkagaiyou_7.pdf
*4:https://www.ars.usda.gov/ARSUserFiles/80400530/pdf/1516/Table_1_NIN_GEN_15.pdf
*5:https://www.cdc.gov/nchs/data/nhis/earlyrelease/earlyrelease201705.pdf


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