節約?それとも英語に集中?留学中の滞在方法の種類と比較!

留学中の滞在方法は英語へ関わる頻度やチャンスが大きく変わり、英語力の成長にも大きくかかわってきます。留学中の滞在方法はいくつかあり、留学する際は費用面と英語の勉強のことを考えると色々と悩むかと思います。

今回は、留学先での滞在方法とそれぞれのメリットとデメリットをいくつか紹介したいと思います。ちなみに私自身、留学中にホームステイ(2回)・ルームシェア(5回)・一人暮らし(1回)を経験しています。それぞれの特徴を見て、自分の目的と性格に合った滞在方法を考える材料にしていただければと思います。

留学中の滞在方法の種類

①ホテル

ホテル暮らしは旅行でも経験されたことがあるかと思いますが、施設はイメージ通りです。朝食付きがどうか選んで、部屋にはシャワーがあります。留学でもホテル滞在ができる処があり、ホテルの部屋も1人部屋ではなく2人部屋や3人部屋など選べる事があります。

  ホテルのメリット・デメリット
メリット ・自分の時間が持てる
ホテル滞在なので旅行するような気分で、きれいな部屋で静かに自分の時間をもって過ごすことができるので、英語の勉強や宿題に集中することができます。一人の時間が作れるのでリラックスする時間も。
・家具などの生活雑貨を買い足す必要がない
ホテルの部屋にシャンプーなど必要なものがもともとそろっているので、現地で買い足したり日本から持参する必要がありません。
デメリット ・費用が高い
ホテルに一日単位で滞在するので、費用は他の滞在方法に比べると高いです。さらに日々外食となり食費もかかってしまいます。
・英語に関わる手段が少ない
ホテルの部屋に戻ると外国人と話す機会はなくなるので、授業後に学校外で英語を話すチャンスは少なくなります。
費用 ☆☆☆☆☆

ホテル滞在には2人や3人部屋で費用が安くなる場合があります。ただし、一人で過ごす時間は無くなります。その為、短期留学でお金を抑えたい方は、複数人部屋で節約することもおすすめです。ただし、食費面や滞在部屋の利用期間のことを考えると長期留学の方にはホテルはお勧めしません。
フィリピン政府公式認定 語学学校NILS

②ホームステイ

ホームステイについてはホームステイで本当にいい?ホームステイのメリットとデメリットでまとめていますが、こちらでも簡単にご紹介します。ホームステイではその国の一般家庭の一部屋を間借りして生活体験ができます。ホストファミリーには子供がいる家族や、老夫婦やペットがいる家庭など様々な家庭があります。

  ホームステイのメリット・デメリット
メリット ・英語を話す機会が多い
現地の人(ホストファミリー)と話して、学校以外でもスピーキング力を上げる練習を自然に繰り返すことができます。
・食事を作る必要なし
ホームステイなのでもちろんですが、朝と晩御飯は付いてきます。(食事付きかどうか選べる場合もあります。)その為、食費の心配をする必要がありません。
デメリット ・高い
ホームステイも単純に一般家庭に間借りをすること(ハウスシェア)に比べると高いです。現地の文化が学べ、世話もしてもらえ、その分費用は高くなります。
・ルールが厳しく一人の時間が少ないかも
滞在先によりますが、家庭のルールが厳しかったり、ホストファミリーがいるので静かな時間がなかったり自分の生活に合わないとストレスがたまることも。
費用 ☆☆☆☆★

ホームステイの最大の特徴は、当たり外れが激しい事です。その為、メリット&デメリットも個々の家庭で大きく異なります。ホームステイをすることは英語の勉強や文化を知るうえで、とてもいい経験になるので短期留学にはおすすめですが、長期留学の場合は、行ってみて”ダメだ”と思ったときはすぐに滞在方法が変更できる様にしておくといいと思います。

③学生寮(ドーム:dormitory)

日本の高校や大学にもある学生寮は、学校の近くにあり現地の学生や他の外国人留学生が利用します。学生寮内に食堂があり、部屋はルームシェアで他の学生と共有する形になります。

  学生寮(ドーム)のメリット・デメリット
メリット ・通学が楽
学生寮なので、学校のすぐ近くにあり通学に時間がかからず安心です。図書館で勉強もできるので勉強するには最適です。
・友達ができやすい
遠方に実家がある現地の学生や、他の留学生が一緒と一緒に過ごすので、友達ができやすく英語だけでなく学校の勉強の助け合いにもなります。
デメリット ・静かな環境ではない
学生寮なので、音楽やパーティーなどで周りの学生が騒がしく静かに過ごせることは少ないです。
・もめることがあるかも
ルームメイト同士や学生寮内でルールがあるかもしれませんが、学生が多く生活しているのでケンカやもめごとが多く、協調して周りの人達と過ごす必要があります。
費用 ☆☆☆★★

学校の近くにあるので通学手段に悩むこともなく安心で、学生寮内で他の学生と話すことも多く友達になるチャンスが多いのでおすすめです。語学学校にはないかと思いますが、大学への留学を考えている場合は、大学に寮があれば選択肢に入れてみるのもありかと思います。


④ルームシェア/ハウスシェア

ひとつの住居(アパートや一軒家)を親族関係のない他人同士が、家もしくは部屋を共有してして居住すること。日本では最近人気になり始めていますが、アメリカではかなり普通の居住方法のひとつです。ルームメイトは友達、他人、色々ありますが、基本的に入居前に相手に会うのでどんな人と同居するか分かります。

  ルームシェア/ハウスシェアのメリット・デメリット
メリット ・節約!
アパートや家をシェアする最大のメリットは家賃を節約できることです。滞在方法の中でも一番費用を抑えるここができます。
・シェアする相手を事前に選べる
ルームシェア先は基本的に自分で探すので、同居する相手と事前に合って滞在先を決めることができます。
デメリット ・何かあったときに助けがない
ルームシェアは居住地を共有しているだけで、仲介業者もいないので何か問題があれば自分で解決する必要があります。
・自炊/生活用品を自分でそろえる必要がある
ルームシェア先によっては家具がある場合もありますが、食事や日常生活用品はすべて自分のものをそろえる必要があります。
費用 ☆☆★★★

ルームシェアをする場合は、自炊など日常生活を自力でする必要があること、ルームシェア先を自力で探さないといけないこと、など現地に慣れ始めていないと探すことも、生活を始めることも難しいかと思います。そのため、短期留学を考えている方には難しいと思いますし、長期留学の方でも初めからルームシェアはしない方がいいです。ただ、費用面から考えると最大の節約になります。

⑤一人暮らし

日本でもお馴染みの一人暮らしです。一人暮らしを経験したことがある方は分かると思いますが、一人暮らしをするときは、最初に水やガス、電気などの契約があること、最初に家具をそろえないといけないことなどがあります。

  一人暮らしのメリット・デメリット
メリット ・自分の時間が持てる
一人の時間を自分の空間で過ごす事ができるので、ストレスが一番たまらないと思います。
・同居人ともめることはない
同居人がいないので、住む上でのルールがなく日々の生活で問題に直面することが少ないです。
デメリット ・高い
最初に家具を揃える必要があるだけでなく、月々の家賃や光熱費がかかるので滞在方法としてやはり高めになります。
・英語に関わる手段が少ない
同居人がいないので英語で会話をする機会がなく、スピーキングの練習をする機会が少ないです。
費用 ☆☆☆☆☆

一人暮らしをするには契約の必要や現地の生活に慣れている必要があるので、短期留学では難しいと思います。また、長期留学でもできるだけ節約したい、と考えている方はこの滞在方法は難しいと思います。お金よりもストレスがたまらない生活がしたい方にお勧めです。

おすすめ滞在方法

短期滞在におすすめ
自分の時間を大切にしたい   ⇒ ①ホテル
英語や現地の文化を学びたい  ⇒ ②ホームステイ
通学に悩まず友達も作りたい  ⇒ ③学生寮

短期留学では、家具をそろえたり家主との契約は難しい為、ルームシェアや一人暮らしはやめておいた方がいいでしょう。短期留学中ではできるだけ授業に集中することと、授業中&授業後にできるだけスピーキング(会話)の練習ができる機会がある方が短期間で価値のあるものになると思います。ホテルで過ごす場合も授業後は英語を使える場所に出掛けるように心掛けましょう。

長期留学におすすめ
通学に悩まず友達も作りたい  ⇒ ③学生寮
とにかく節約!!       ⇒ ④ルームシェア
自分の時間を大切にしたい   ⇒ ⑤一人暮らし

長期留学では、英語を話す機会は積極的に行動しなくてもたくさんあると思います。そのため、英語を話すことよりも金銭面や自分の精神面のことを考えて滞在先を決めるといいと思います。また、長期滞在しているため、一つの滞在方法だけせずに以下のような組み合わせで最初は英語を勉強して慣れれば節約生活に切り替えるなど、滞在先を変えることもありです。

【長期留学におすすめの滞在方法の組み合わせ】ホームステイ/学生寮⇒ルームシェア
ホームステイ/学生寮でスピーキングの練習&現地の生活に慣れてから節約生活!


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