どうも、アメリカでの節約留学歴4年のUKIです。
今回は、日本と比べると非常に安く、手間もかからない為留学した際には絶対取っておきたい運転免許の取得方法についてまとめてみました。(日本VSアメリカ:車の免許)
私がアメリカで免許を取得したのはカリフォルニア州ですが、アメリカでは州によって費用やルールが異なります。
今回は、カリフォルニア州での免許取得を想定してご紹介しますが、ほぼほぼ大まかにはどの州でも同じなので参考にしてください。(詳しくはそれぞれの州のホームページをご参照ください)
目次-Contents-
■試験会場DMVへ行く前に
試験会場DMVに行く前にまず、受ける為に知っておきたい情報を確認しましょう。
―受ける資格はあるのか?
まず、免許取得の受験資格があるのかどうか。
カリフォルニア州での受験資格は以下に該当する必要があります。
☑カリフォルニア州の合法で滞在している事
I-20やSEVISなどでアメリカ国内に合法で滞在していることを証明する必要があります。
☑滞在先の証明ができる事
こちらも書類提出が必要。記載した住所に住んでいることが証明できるケータイ料金の請求書や家賃請求書などを用意する必要があります。詳しくはDMVのウェブページをご確認ください。
☑満16歳以上であること(出来れば18歳)
カリフォルニア州での運転免許受講資格年齢は16歳以上です。但し。18歳以上でなければ運転する際に助手席に親等成人の免許取得者が同席する必要があるので、できれば18歳まで待ちましょう。
☑入国して数日経過している事
入国時にシステムに登録されるのに10日程度かかるそうです。その為、入国してすぐには受験申請をする事ができません。*1
―費用はいくら?
運転免許の受講費用は州によって異なりますが、$8~$140です。
カリフォルニア州では$35(約3700円)です。それ以外に費用は発生しません。(試験に3回落ちたら再度支払って受けないといけないですけどね。)
―期間はどのくらいかかる?
受ける会場とDMVの混み具合によりますが、試験を受ける為に2回(2日~2ヶ月)、免許証を受け取るまでに最大3ヶ月。待機期間を含めて計最大5か月かかります。
但し、試験自体は2回2日分しかかからないため、手間自体は日本の運転免許試験を受講に比べるとかなりお手軽です。
―必要書類は?
☑I-20
語学留学・学業留学をしていればI-20を持っていると思います。SEVISのステータスが期限切れ等になっていると受験できない可能性が高いので、間違いのないI-20を持参してください。
※現在カリフォルニア州では、違法滞在の外国人でも運転免許を取得できるAB-60 licenseという制度があるので必ずしも合法である必要はなくなりました。ただ、合法がいいに決まっているのでお勧めはしません。
☑滞在先の証明ができる書類
受験の際、記入するフォームに記載した住所に住んでいることが証明できるケータイ料金の請求書や家賃請求書などを用意する必要があります。できれば2つ以上用意しておいてください。
詳しくはDMVのウェブページを確認。
☑I-94
入国するとI-94というフォームをネットで閲覧できるようになるので、サイトから書類をダウンロードし印刷しておいてください。
☑パスポート
パスポートは身分証明書としても、VISAのステータスが問題ないか確認するためにも使われます。VISAと一緒にパスポートを持参してください。
―車が必要
二次試験である実技試験では、日本と違って車を受験する側が用意する必要があります。
勿論、受験者は免許証がないので第三者に免許証・保険証を持って一緒にDMVへ同行してもらう必要があります。
■免許取得の流れ
それでは、カリフォルニア州で運転免許を取得する場合の実際の流れを簡単にご説明します。
①DMVへ予約または直接dmvへ行く
運転免許を取得する手続き・試験は全てDMV(Department of Motor Vehicles)という州が運営する交通局で行われます。
まずは、DMVのホームページへアクセスし試験の予約をしましょう。
※予約をせずに当日直接DMVに行っても受講できます。(ただ、すっごい並びます)
②書類提出&支払い
a Driver License Application (Form DL 44)と呼ばれる書類に必要事項(氏名・住所等)を記入し、必要書類とまとめて提出します。
その際、受験に必要な$35を支払います。(現金でもカードでもOK)
支払を済ませると、簡単な視力検査と写真撮影をします。
③筆記試験
上記の提出後、そのまま同日に筆記試験を受験します。46問中38問以上正解で合格。(他の州でも大体80%で合格)
試験は、3回まで受験可能です。つまり、35ドル支払えば2回37問正解でも3回目に38問正解になれば追加費用無しで実技試験に進めます。
さらに、カリフォルニア州では日本語でも筆記試験を受験できるので無理に英語で勉強する必要もありません。
※2回目以降もその日に受験できるので1日で3回まで一気に受験も可能です。(実体験)
④実技試験予約
筆記試験に合格すると実技試験を受ける日程を予約できます。
日程の空きはDMV会場によって異なるのでいつ受験できるかは受験会場次第ですが、最大1ヶ月~2ヶ月先まで予約で埋まっていることもあるので覚悟して。
⑤実技試験
実技試験当日は、自家用車を誰か免許証を持っている方に同行してもらって持参する必要があります。
実技試験の内容*2
☑左折/右折
☑交差点での一時停止
☑直線でバック運転
☑車線変更
☑公道運転
☑高速運転(DMV会場による)
日本の実技試験と違う点は、いきなり公道に出る点と試験官側にブレーキがない点。個人的には日本よりもかなり簡単な試験でした。(実体験)
ミラーとSTOPサインに注意してください!特にSTOPサインは結構多くあり、一つでも気づかずに通過するとその時点で落ちます。
実技試験も3回まで受験できますが、試験を受ける為には毎回予約が必要なので当日に2回目を受けることはできません。
※英語が苦手だと試験官に最初に伝えれば、英語をはっきり2回くらい言ってくれます。
⑥免許証の郵送を待つ
試験に合格すると、当日には仮免許証として90日有効な書類を発行してもらえます。この書類があれば、レンタカーも車の購入もできます。
運転免許証は後日郵送にて送付されます。(通常は90日以内にされるはずです。実体験)
■勉強方法
それでは、講義もないアメリカの筆記・実技の試験対策はどうすればよいのか、私なりに試験対策にできることをまとめてみました。
―筆記試験
筆記試験はDMVが無料で発行・配布している教材から出題されます。
ネットで教材をダウンロードして勉強
DMVのウェブサイトでは教材を無料でダウンロードできるページがあります。(日本語もあります!)
教材をダウンロードして勉強すればDMVに取りに行く必要もありません。
※もちろんDMVに行けば無料で教材を貰うことができます。
サンプル問題を解く
ネットで検索すると様々なサイトで筆記試験のサンプル問題があるので、サンプルテストを解いて対策することも可能です。
※特に数字関係は結構でます。
―実技試験
助手席に免許取得者に乗ってもらい公道へ
筆記試験に合格すると、助手席に免許保持者がいれば公道が運転できる許可書が貰えます。この書類を持って、運転の練習をしましょう。
教習所へ通う
運転に自信が全くない方は有料で教習所や講師に依頼して運転の練習をすると良いでしょう。
■最後に
今回は、カリフォルニア州での運転免許取得方法の流れをご紹介いたしましたがいかがでしたでしょうか?
日本で数ヶ月かけて免許を取得するより、語学留学に合わせて運転免許もまとめて取得してしまえば費用も時間も節約できます。
さらに、3ヶ月以上海外で運転していれば海外の免許証から日本の運転免許への切り替えも5000円以内で視力検査や技能試験を受ける等の手続きで出来る為帰国しても使えます。*3
*1:https://internationaloffice.berkeley.edu/driving
*2:https://www.dmv.ca.gov/portal/dmv/detail/pubs/brochures/fast_facts/ffdl22
*3:http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/menkyo/menkyo/kokugai/kokugai05.html

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